Interview
2015年よりスタートしたキャリアプレイスプラス(以下:CPP)。その立ち上げメンバーとして事業全体をけん引している白紙実さんに、派遣登録者・派遣スタッフの皆さまへの想いやCPPとして大切にしていることを伺いました。
インタビュアー:池ノ内 契忠(フリーライター)
派遣とは、さまざまな人生における
「きっかけ」を生み出すもの
――CPPで大切にされているのはどんなことでしょうか?
白紙派遣スタッフとの距離を縮め、向き合う姿勢です。登録者に必ずお伝えするのは「一番大切なのはあなたの人生。あなたの人生を豊かにするために、派遣会社を上手に利用してほしい」ということ。これは、立ち上げ当時から変わらない当社のモットーです。
――「派遣を上手に利用する」とはどういう意味でしょうか?
白紙派遣の仕事は、人生のある瞬間をグッと動かす「きっかけ」になると思います。人生をどう歩むかは人それぞれです。未来の自分のためにスキルを積み上げたい。あるいは今あるスキルで安定的に働きたいという目的でもいい。逆に今を楽しく生きたい、好きなことをしたい、といったものも人生の選択だと私たちは考えています。CPPはさまざまな人生のあり方と向き合い、どんな仕事が最適で、どんなスキルが求められるのかを検討して、具体的な仕事先をご案内することを使命としています。
人当たりの良さや雰囲気も
その人の価値として
――登録者の人生や願いがまずありき、というスタンスですね。
白紙CPPの面談は大体1時間から1時間半。他の派遣会社さんと比較しても長い方だと思います。これまでの仕事の話題、暮らしのこと、将来の希望、さらにはなぜこれまでの仕事は続かなかったのか?などの少し答えにくい質問をぶつけることもあります。それはその方のことをよく知って、適切な仕事先をご提案するためです。
――なるほど。どんな方なのかを知ることで、CPPからの提案の幅も広がるわけですね。
白紙私たちが丁寧に見ていきたいのは、書類や経歴からは読み取るのが難しい、その方自身の雰囲気や人当たりといった部分です。クライアントの多くが期待しているのは、例えば笑顔で仕事をしてくれるとか、周りへの配慮を忘れないといったことです。私はクライアントにいつもこう言っています。「PCスキルはいくらでも身につきますが、ヒューマンスキルは後からつきませんよ」と。
――CPPを利用することのメリットはなんでしょうか?
白紙私たちは登録者が長く楽しく働ける仕事先を探すことを心がけています。登録者が長く楽しく働いてくれることは、クライアントにとってもメリットのあることです。ですから、私たちは登録者の要望や不満を聞き、それをクライアントにも伝え、職場環境の改善を積極的に求めます。結果的には、より働きやすい職場環境の実現につながるため、クライアントも前向きに検討してくださることが多いです。
「いやだったら辞めてもいいよ」の理由
――仕事を辞めたいという人にはどんなフォローを?
白紙CPPではいつもこう言っています。「いやだったら辞めてもいいよ」と。例えば「事務の仕事を半年で辞めてしまった」。あまり良い印象を持たない人もいるかもしれませんが、私たちはそう見ません。なぜなら、その半年で得たものは、経験という糧になっているから。「次も事務の仕事についたけど、また半年で辞めた」。いいじゃないですか。これで1年もの間、しっかり事務をやっていたことになるのですから。その1年が積み重なれば、2年、3年。そしていつかは正社員として長く落ち着いていく。そんな風に常に人生をプラスに考えられる会社でいたいと思います。その考えは、私たちとつながった皆さまが、経験(Career)を積み上げながら(Plus)人生を描き出す場所(Place)であってほしいという願いを込めてつけたCPPの名前にも体現されています。
――最後に登録を検討されている方にメッセージをお願いします。
白紙大変な世の中になっているからこそ、今だけではなく、少し先を見てほしいと思います。たとえ心からやりたい仕事でなくても「この時期にこういう仕事をしていた」と語れる自信は、次のステップを引き寄せるひとつのきっかけになるはずです。皆さまのご要望をすべて叶えることはできないかもしれませんが、プラスになることをお伝えしたり、理想へ限りなく近づけることはできると思います。だからこそ、あなたのことを教えてほしい。CPPを上手に利用して、あなた自身が納得のいく人生を送ってほしいです。
キャリアプレイスプラスでは派遣登録をご希望の方、人材をお探しの企業様双方にとっての
本質的な利益を追求し、様々な取り組みを行っております。
具体的な取り組み内容については下記リンクよりそれぞれのページをご覧ください。